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英語などにも学習に有効?速読のメリットデメリット

はじめに

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会社の資料の読み込みや、難易度の高い試験を受けようとする時に、誰もが一度はもっと速く読むことができれば!と思ったことがあるはず!
さらに、TOEICに代表されるような英語の学習に有効とされ、注目を集めています。
そこで今回は速読についてのメリットやデメリットを検証したいと思います。
 

速読とは

 
まず、速読とは、読んで字のごとく、文字を速く正確に読むことを指します。具体的にこのぐらい読めれば速読といえるといものは実は存在しませんが、一日30冊以上読める、1分間に1000字程度読めるなどと数値化したことをボーダーにしているセミナーや教会などが存在します。
 
一般に日本人の速さは1分間に400~500文字と言われているので、もし2倍のスピードで読めて内容が理解できるのであればとても魅力てきですね!
 
 

速読の種類

 
様々な速読方法が存在しますが、大きく分けて、「部分的に読むもの」と「全体を読むもの」があります。
 
部分的に読むもの
こちらはスキミングなどの要領で、キーワードをキャッチして、部分から全体を理解するという方法。今までの経験などで、知識のある分野で特に力を発揮します。ただし、個人が憶測で全体を掴むので、内容を読み違えてしまうこともチラホラ。学校の課題だったり、しっかり読まなければいけないものには効果を発揮しませんが、ビジネス本などを読むときに最適といえます。習得にあまり期間を必要とせず、早くて一日で完結するセミナーもあるようです。
 
全体を読むもの
近年たまに耳にするフォトリーディングなどがこちらにあたります。やり方もスクールや本によって異なります。この方法で速読をするには、記憶力の向上や、文章理解力の高速化が不可欠です。小説でもじっくり味わって本を楽しむことができるのが特長です。上記の方法と比べて習得に時間がかかり、最低でも数ヶ月は特訓期間が必要になってきます。
 

メリット

速読を習得するメリットとしては、
 
知識が増える
自由に使える時間が増える
仕事のスピードが上がる
記憶力が上がる
 
の他に
 
学力が上がるという結果があり、実際に読書速度が速い学生の方が、偏差値も高いというデータがありました。
 
 

デメリット

デメリットとして上げられていたのは、
 
大事な部分を読み飛ばしてしまう
長文を読む能力を培われない
未知の分野は速読できない
体力と視力を消耗してしまう
 
がありました。速読をする前提として、本に対しての知識があるかどうかというのは大きく関わっているようで、知識のない分野の本は読み飛ばしが難しいということもあります。
激しく体力を消耗するので、速読の達人でも常に速読をしているというわけではなく、普段は普通のスピードで読んでいるようです。
 
 

TOEICなどの英語の学習には有効か?

 
筆者自身英語の学習を続けていて、昨年の11月にTOEIC875点を取得し、ある程度の力はついたかなという実感があるのですが。
その中で、速読という手段は有効なのではないかと感じました。
特にTOIECのような英語の試験に対して、リーディングのパートは分量が多いので、スキミングというキーワードを文の中から広いあげる技術が必要とされています。
その技術自体、一種の速読スキルです。
 

結論

 
速読を身に付けることができれば、仕事の時間が短縮できたり、学習能力の向上が望める。しかし、普段から速読を使うことは難しい上に、大事な部分を読み飛ばしてしまうかもしれないという危険性もあるので、それを踏まえた上での学習が必要になってきます。
英語の勉強には、特に試験のリーディングパートで力を発揮することが期待され、相性がいいので、とてもオススメです!!