WELQ(ウェルク)とアフィリエイトの盲点
最近DeNAのキュレーションサイトWELQ(ウェルク)の問題がよく目に入るけど、正直ああいうキュレーションサイトは山のように存在している。
じゃなぜ、今回DeNAがこんなにメディアに叩かれているのかと言うと、単純に一番目立つサイトだったからに行き着く。
DeNAは徹底的なにSEO対策から、多くのキーワードで検索上位に現れることが多かった。
そのため、一番叩かれやすいポジションにあったのではないだろうか。
実際に、そのほかのキュレーションサイトやオウンドメディアを持つ企業は今回の事件後に一部の記事をクローズしている。
リクルート、サイバーエージェント、ヤフー、KDDI(子会社)が例だ。
2016年12月13日 読売オンライン『DeNA「WELQ(ウェルク)」休止…まとめサイトの問題点と背景は』より
筆者自身クラウドワークスを通して、幾つかのライターの仕事を見てきたが、引用のマニュアルは具体的ではないものが多かった。
これらのウェブサイトは、設置した広告をクリックすることで発生するアフィリエイトを目的としていることが多く、質と言うよりも量を重視するために、安価に記事を調達しようという傾向がある。
そのため、記事を全くの初心者に依頼する件も珍しくはない。
量産 x 経験がない 記事の集まりはコントロールが難しくなることも容易に想像できる。
今後は、大手だけでなく、個人のアフィリエイターへのルールもより厳しい目で見られることが予測できる。